博多居酒屋(端麗辛口的)探訪記 【その2:2004/07/05】

 

たぬ久 訪問日:2004/07/05(月) 20:00
〒810-0801 福岡市博多区中洲3-4-7 バッカスビル104 地下鉄中州川端駅下車。メイン通りを上流側に南下。左手にバッカス館の看板があるので入る。1階の一番奥にある。
TEL&FAX:092-272-0866

評    価

酒の品揃え 酒の管理 一杯の量 店主の対応 店員の質 酒に合う肴 料金 おぢさん度 総合評価
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コメント

最盛時は、小生の理想に近い、良い店だったんだろうなぁ・・・。是非、再起を願います!

 

博多に来て、11日目。やっと中州に出陣です (^o^)/

博多祇園山笠もクライマックスまで、あと10日!街中には、「飾り山笠」が出現します。これは、中洲流(なかすながれ)の飾り山笠。

目指すは、「dancyu(2004.03)p.41)」にある「たぬ久」。記事を読む限り、期待出来ます。

店に入ると、常連さんと思しき客4人と、店主と思しき人が爆笑ノリノリ状態(他は、空席)。
カウンターに座り、まず生ビール(
アサヒスーパープレミアム)をグラスで(600円)。


お通しは、熊本県小国町にある「
岡本豆腐店」の超硬いバージョンに醤油ダレまぶし。この豆腐は、元々美味いです。だから醤油ダレ(これも美味しいけれど)を最初から掛けないで、マズ生で味わいたかった。

飾り棚には、ネームバリューのある焼酎がズラリ(中身は無い)。あ、
兼八さんもありました (^o^)/
日本酒瓶のディスプレイは、5種のみ。メニューを見ると、「
男山(北海道)」、「三千盛」、「如水」、「湧水」、「たぬ久(「磯の澤大吟(福岡県)」のPB)」。

「他に何か・・・?」と聞くと若いチィ・マスタが「もにょもにょ」と答えてくれました(が、忘れました)。
でも、このチィマスは、よく勉強していて好感が持てました。

日本酒に合う、いい肴が揃ってましたが、酒のレベル(吟とか純)とかの表示が無いメニュー (T_T)

でも最大の問題は、このご主人!
常連さんが帰るや奥に引き篭もり、一度も出て来ませんでした (__メ) 

「頑固な親父(danch評)」かも知れませんが、この程度の品揃えでは、パスですね (^_^; 実は、他にもあるのでしょうけれど・・・



おあいそ:¥3,000−


  お通し(硬豆腐)、
タイラギの塩焼き(700)、ビール(600)、たぬ久(1000)、如水(800)
  ありゃ?席料なし?しかも100円値引き?もしかして安い??いえいえ、酒の量が少ないです。


追伸:チィマス曰く。「今の焼酎ブームで、お客さんの8割が焼酎を注文なさいます。
  それに伴い、日本酒の売上が落ち、店の維持のため、こんな焼酎の多い状態になりました。
  お客さん(小生)には、
10年前をお見せしたいですよ。そりゃもう!ざぁ〜〜っと地酒が・・・!

  という状況だそうです。落ち込んで、昔からの日本酒客にだけに愛想している、御主人の気持ちも判らないではないですが、「日本酒を信じなさい!!」 と、言ってあげたかったです。お会い出来ていればね・・・ (T_T)

哀しい気持ちで、店を後にした。

外は、煌めくネオンに溢れているのに・・・。

今の異常な焼酎ブームの弊害

 1.生産者は定価出荷で特に儲かっていない。

 2.消費者は、トンデモナイ高い値段で飲まされている。

 3.注文に追いつかず、熟成すべき酒も出荷せざるを得ず、品質が落ちる。

 4.今まで応援してくれていた酒販店に義理を欠いてしまう。

人の褌(ふんどし)で相撲を取り、暴利を貪り、文化を破壊する中間業者め!

許すまじ!!

 

逃げろ!