究極の家庭菜園!山田錦の栽培日記2001 010515-010518


5月15日:我が家の山田錦栽培(Part-2)の始まりです!

この量の一世と二世を育てます

拡大して見ると、二世は、小粒で「粃」が多いですね

しいな(しひな)【粃・秕】 (「しいなせ(粃)」の変化か)

              1 からばかりで実のない籾(もみ)。十分にみのっていない籾。しいなし。しいなせ。

              2 草木の果実のよくみのっていないもの。転じて、中身の欠けているもの。価値のないもの。

今年は、如何に「小粒」と「粃」を克服できるか!が、課題です(といって、何も対策を考えていない・・・)

 

まずは、籾を水に浸します(浸漬といいます)。本当は、「塩水選」といって、生卵が浮かぶ位の塩を加えた水の中で沈んだ、重い籾を選び、その後で普通の水に浸すのですが、元々の量が少ないので、この工程は省きました。容器は何でも良いのですが、今の我が家には、「食器」がないので、シェラカップで浸漬です。明日からコーヒーは、何で飲めばいいんだろう。  (^_^;  籾は、圧倒的に、「二世」の量が多いのですが、果たして沈んでくれるのでしょうか?

 

蛇口から出た水(水道局供給)をそのまま入れてみたら・・・、浮いてくる浮いてくる! 右の写真は、浮いた「粃」を除いて、カップの上に置いたもの。やはり二世は、「粃」が多い!→昨年の小生の栽培のせいです もらってくれた方々 m(__)m

 

         

このまま、適当に水を取り替え、「ぷっくり」状態を待ちます(プランターに播く目標は、5月20日!)

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5月17日:あれから2日経ちました。籾はどうなってるのかな?

 

水が、ちょっと濁っています(特に一世)

一旦、水を捨てて、籾の様子を見てみます

 

  

判りますか?硬かった籾が、水分を含んでポワンとしています

     

新しい水(水道水)に替えて、様子をみます

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  さて、一緒にプランター栽培をしている「お仲間のOさん」からレポートが届きました!

  

きちんと「塩水選」をされています。ビーカーとパラフィン紙が懐かしいですね。生卵が浮くためには、こんなに塩が必要なんですね。

 

さて、どのくらい・・・? わ!こんなに浮いている!!Oさんは、小生の3倍の籾量ですが・・・、水道水と塩水のモル濃度の違いを実感できます。

  

えっつ!さらに消毒されるようです。これは「仲間」でも専門家のOさんにしか出来ない!!

 

素人目で見ると「濃くないですか?みんな死んじゃうんじゃないの?」と不安になりますが、大丈夫なんですね、きっと。

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5月18日:Oさんから、「風乾」の報告です

今日は風乾と水への浸漬作業をしました。

薬剤に浸漬した籾を取り出し、水気を切って表面が
自然と乾くのを待ちます。これを風乾といい、農薬の
細かな粒子を籾表面に固着させるのが目的です。
だから水洗いしません。写真は風乾後の籾。表面に
うっすらと農薬が付着しています。

風乾が終わったら、直ちに水道水に浸漬。
胚の部分がふくれて鳩胸状態の籾になるまで浸漬
を続けます。水は2〜3日毎に交換です。
発芽が楽しみ楽しみ。

その後の、詳しいレポートは、是非こちらへ

 

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逃げろ!