究極の家庭菜園!山田錦の栽培日記2001 010915-011014


9月15日:花は咲き終わり、空のモミのなかで実が育っています

秋の日差しを浴びて、一世・二世は気持ちよさそう・・・

 

太陽光線で透けて見えるモミは、未だ空の状態。濃く見えるのが、実が育ちつつあるモミです。

 

多くの穂が、頭を垂れ始めました。これで実が詰まってくると、茎は支えきれるかのかな? 大野町の谷地田で育っている酒米です。品種は、多分「若水」? まさしく「たわわ」に実っています。さすが、プロ農家の手腕!

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9月22日:順調・・・に見えたのですが・・・!

いい天気が続きます。筆者も山田も元気です!

 

モミの中に「実」が詰まってきました。一粒だけ取り、殻を剥がしてみると、薄緑の柔らかい「米粒」が入っていました。「よし!OK!!」

と、思ったら、モミの中で黒ずんでいるモミがある!これは病気?中のお米は、正常なモミと変らないのですが、かなり心配。広がらなければ良いけれど・・・。

 

先週に続き、大野町の谷地田で育っている酒米レポートです。既に実はギッシリ!この広さで、約5アール(500m2)という小さな小さな田んぼです。普通見かける綺麗に整理されている田んぼは、この6倍あります。この小さな5アールをプランター換算すると、5,000個分!!

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9月25日:空襲警報!

 

こちらに来て初めて、心地よい朝を迎えました。何故なら、前夜は深酒しなかったので二日酔いのない体調だった。何より、今まで経験しなかった、さわやかな鳥のさえずりで目が覚めた・・・・。ん?

あ!来た!!ついに!!!スズメさんが!!!

カーテンをそぉっと開けると、3羽の雀(画面左、手すりに2羽、カーテンの境に1羽)がイラッシャッておられました。

尚、この写真は、一度追い払い、小生が朝の定期便(ていきべん)をしている間に、再び来られ、ご食事を完了された後の、ノンビリした身繕いの写真です。しかも、山田の水まで飲んでいた!!  (-_-メ)

いつかこの日が来るとは思っていましたが・・・さぁ、どうしよう?

 

今日の雀さんの、お食事の後です。きちんと穂の茎を残して、マナー良く、食べて戴いています (^_^;

このマンションを選んだのは、バルコニーが壁でなく、フェンスであったこと(山田の日照を確保するため)でしたが、この飾りフェンスが雀さんにとって、格好の「足場」となったようです。雀さんの食後のフンが、フェンスに一杯!階下の方に迷惑掛けそう!さて、どうする!!

 

手元の「資材」は、以前購入したエアコン排熱対策ネットのみ。トリアエズ、雀さんの足場を無くすため、台風対策時と同じようにフェンスに取り付け、出勤しました。穂の上にも、ネットが必要なのでしょうか?

予想は、していたが、緊迫の事態!タリバンどころではない?(ヒンシュク!!)

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9月30日:開花から1ヶ月経ちました

 

防風ネットの効果あり!で、雀さんは、涙を飲んで去って行きました。これで安心?

開花から1ヶ月。そろそろ刈り取りの時期ですが、今日は雨。お仲間には、今日刈り取る予定だった方や、この雨で水分を含み重たくなり、倒伏してしまったという報告もあります。うちの山田は、まだ籾の生育が今ひとつなので、あと1週間待つことにします。

 

さて、会員一号さんの山田です。背丈は150cmくらいでしょうか。倒伏防止のために、紐で結わえています。この雨の影響は無かったでしょうか?

プランターの大きさ?環境のよさ?いずれにせよ、隣の田んぼの稲(食米)と遜色ありません。

 

穂を持ってみると、ズッシリ重たい!見事な実の膨らみようです。

側で山田を守る、むーちゃん(♀)。でも、誰にでも尻尾を振るので、番犬は無理 (^_^;

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10月8日:刈り取りです!

 

浸漬から146日、5ヶ月弱経ちました。このアングルの写真も、これで最後です。籾の充実も止まったようなので、いよいよ刈り取りです! お酒は、「鷹来屋五代目」無濾過生原酒。いけます!

 

と、思ったら、床に大量の籾殻が!昨日は、家を空けていたのですが、その隙に一気に食べられてしまいました。被害は、約半分!最後の最後に、これは痛い!!

 

気を取り直して、先ず1世をハサミでチョキン!お酒は「開運」純米ひやおろし。今夜はこれで収穫祭です。

刈り取り作業は、ホンの1分の出来事でした。刈った1世を束ねます。

 

続いて2世も、チョキン!感慨に更ける間もなく、あっけないものですね。

下が1世、上が2世です。2世は、1世に比べ、小粒です。

 

防風&鳥害防止ネットも取り外し、久々にバルコニーからの見晴らしが良くなりました。

 

1世を刈り取った痕です。何故か水が染み出てきました(?)

2世は、若干細めですね。水が浮かぶのは、何故でしょう?

 

さて、干す場所ですが・・・天井には、フック等が何も無い。これは困った。

仕方なく、縦樋の支持金具にぶら下げる事にしました。スズメが来るかなぁ・・・心配。

 

用心に越したことはない。防風ネット最後のご奉公。乾燥までの2-3週間、山田を守ってもらいます。

 

山田錦をプランターで育てる「やまぷらプロジェクト」も、とうとう、ここまで来ました。最初は、「本当にプランターなんかで稲が出来るのか」「おととしの籾(1世)が発芽するのか」と不安もありましたが、既に刈り取り完了、あるいは来週刈り取り予定と、一部の方を除き順調のようです。

今月末には、稲穂を持ち寄り、ドォ〜ンと収穫祭をやりましょうね。全部で、どのくらいの量になるのでしょうか!また「次の段階」は、あるのでしょうか!?

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10月14日:本当の稲刈りもしてきました

あれから1週間。いつもの姿が無いのが、チョット寂しいですね。折角のプランター・・・何か植えようかな。

防鳥ネットは、僅かに残った籾を、しっかり守ってくれています。

 

会員一号さんも、今日が収穫でした。

いやいや、見事な量です。来年の種籾候補?

 

さて今日は、本当の稲刈りをしました。豊後高田にある、荘園時代の田んぼが残っている「田染の荘」で行われた収穫祭です。素晴らしい秋晴れの中、鎌を手にし、気持ちよい汗を流しました。

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以下、順次続きます

逃げろ!