究極の家庭菜園!山田錦の栽培日記 2003 030807-


8月7日 台風前夜!

大型の強い台風、第10号が接近中です。22:15分現在、大分は、暴風警報発令中です。明日は、風速40mが直撃かもしれません。

ということで、暴風対策です。エアコン排気対策ネットである防鳥ネットをフェンスに移動しました。

山田の最長は、漸く70cm。酒瓶(高さ40cm)は、高知の「酔鯨 特別純米」です。

倒れずに頑張ってくれよ!

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8月10日 台風一過で、やっと夏本番!

8日の朝、出勤した直後、瞬間最大風速30m/sec以上の風が吹き荒れましたが、幸い、進路を変え、台風10号の直撃はありませんでした。お陰さまで、山田は、無事でした。

まだ穂の出る気配も無く、最長73cm、平均60cmといったところです。今年の収穫は、遅れそうですね。

台風一過で、ようやく本当の夏が来た感じです。さぁ、山田もこれからだぞ!

酒瓶は、「東洋美人 純米大吟醸限定生」 生のフレッシュさが活きてます。夏は、キーンと冷してどうぞ。 瓶の中は・・・、当然カラです (^_^;

さて、根を深く張らせる為に、中干しです。プランターは、大地からの補給が無く、土が乾きすぎるので、この間は、目が離せません。 生かさず殺さず・・・です。

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8月16日 夏本番を飛び越え、秋になりました

夏本番と思ったら、秋雨前線が現れ、雨続きです。一昨日の最高気温は、22度!クーラーをつけると「暖房」になってしまいます (^_^; さて、これまでの雨で中干しの効果も薄かったかもしれませんが(今日もこれから大雨の天気予報です)、下の葉が枯れてきたので、水をあげることにしました。

背丈は、変らず最長73cm。流石に土が乾いていました。いつもの1.5倍の水でようやく満水。

お酒は「日高見(石巻市) 純米」 以前の定番酒でしたが、しばらく遠ざかっていました。昨年から元の優しい味に戻りました。再び定番酒となっています。

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8月24日 秋になったと思ったら、夏が来ました

連日30℃を越す暑さ。と同時に謎の虫が大発生!画面には7匹しか映っていませんが、葉によっては30匹以上がビッシリと張り付いていました。

殺虫剤は使いたくないので木酢液を購入。500倍に薄めて連日散布しましたが効果なし!調べてみると、唐辛子やニンニクを3ヶ月漬け込まなければ殺虫効果は無いとのこと。間に合わない!

・・・と思っているうちに虫たちは羽が生え、巣立って行きました。山田に被害は無かった模様。

最長背丈は81cm。まだ成長過程でしょうか。ペットボトルの苗は、いまいち伸びが悪く43cmです。日当たりが悪かったせいのようなので、場所を変えました。

茎は、まだ細く、穂の形成も未だのようです。

2001年の経験を元に推定すると、浸漬から100日が目安ですから、出穂は、あと1ヵ月後でしょうか?

のんびり待つことにします。

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9月6日 出穂です!!

出張で5日間、放ったからし!この間、大分はドピーカンでした。プランターの水は、当然無し!土も干からびていました。特に密に植えた右のプラの稲は、脱水症状。葉が丸く、くるまっていました。株が多い分、葉からの蒸散量が多いので、この差になったのでしょう。一昨年の「経験」があるので、余裕で対処(給水)しました。

右のプラは、かなり葉が折れてしまったようです。でも、大丈夫でしょう。
背丈は、2つのプラ共、最長90cmに達しました。今までの経験上では、穂が出る頃です。「やまぷら会」の会員からも出穂報告が来ています。一升瓶は、佐賀の「能古見」。好きです。
出てました!左の疎に植えていたプラは、殆どが出穂。花も咲いています。右のプラは、水不足のためか、1つのみですが、これからドンドン出てくるでしょう。でも、開花は、もう少し穂が伸びてからと思っていたのですが・・・。葉の中に埋もれている段階で花を咲かせています。今年の気候のせいでしょうか?でも、トリアエズひと安心です。

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9月21日 順調に登熟中?

出穂から2週間です。花も咲き終え、空の籾の中に実(米)が育って来ています。

気持ちのよい秋晴れでした。筆者は、これから怒濤のロード3週間が始まります。満足な世話は出来ないけれど、頑張って沢山実らせてくれよ!

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10月18日 刈り取りです

その後9月30日にスズメさんがやってきて、穂を食べられてしまいました。スグ気が付いたので被害は少なかったのですが、慌てて防鳥ネットをフェンスに張りました。

10月15日に水を落としました。右のプラは、殆ど枯れていますが、左は未だ水々しいですね。

籾の充実度は、いまひとつでした。粃(しいな)がほとんど。実の入った籾も、黒ずんでいるものが多く、「今後の展開」に不安が残ります。さて、刈り取りです。先ずは右のプラから。

例によってアッという間の作業でした。それぞれのプラの稲穂をまとめ、陰干しします。今年もなんとか無事(?)終わりました。
寂しくなったプランターに、キャベツ×2、白菜×2、わけぎ×2、パセリ(合計220円!)を植えました。やっぱり、食えるものを育てたいです (^o^)/

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10月26日 脱穀しました

防鳥ネットに包んで陰干しし、1週間が経ちました。脱穀です。

今年は、各会員とも出来は良くなかったようです。疎に植えた左のプラ山田は、まだマシでしたが、密に植えた右のプラ山田は、粃(しいな)ばかりでほぼ全滅でした。

手で一粒一粒脱穀し、中身の無い籾を除きました。

比較的マトモと思われる籾は、これで全部。容積にして80mlでしょうか。

過去4作の総括です

年度

収量 玄米換算 反収 プラの数
2000年 90ml 28g 4.6俵 1個
2001年 130ml 52g 4.3俵 2個
2002年 0ml 0g 0.0俵 2個
2003年 80ml 25g 2.1俵 2個
ワケギ キャベツ パセリ ハクサイ
さて、裏作の野菜たちは、どうなっているかといいますと・・・順調です。特に白菜!!

 

今夜は、特A山田錦を戴いた、「龍力」の本田会長をお呼びしての「利き酒会」です。

会長は「やまぷら会」のことは、ご存知ないはず。「実は・・・」とご報告しました。

「ばじ」さんの店頭に飾っている山田二世と三世をご覧戴きました。

「山田の顔をしていますね!」と、有り難いお言葉を戴きました。

 
この会で「山田錦」の母方の酒米である「山田穂」の稲穂を一束戴きました。小生も穂を1本持ち帰りました。来年は、山田穂にも挑戦ですね!

 

以上をもちまして、山田錦栽培日記2003を終了いたします。

お付き合い戴き、有難うございました m(__)m

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 逃げろ!